「確信が真実を置き換える時ーJARLに現れた魔女狩り構造」

Xで見かけたご意見。

「ネット上で誰もが発信できる世の中になり「誰かの批判」は、もうお腹いっぱいです。 「こうすれば良くなる」が少しでもあるなら、匿名でも耳を傾けると思うんですけどね。いろいろ残念です。」

 「批判」 ①物事の可否に検討を加え,評価・判定すること。②誤っている点やよくない点を指摘し,あげつらうこと。  パソコン付属の辞書で引いてみました。

ただでさえ情報過多な現在「批判的言説」は巷にあふれています。JARLにおいてもそうですね。私の文章もその一つです。

テレビも見ずパソコンも見ないで情報メディアを遮断するのもいいと思います。隠者のように生きるのも悪くないです。

そうしていても社会は変化してゆきます、JARLも同じです。隠者でも日本人ならマイナンバーをつけられ国家に管理され国家の法に縛られ続けます。JARL会員なら会費を要求され、規約に縛られます。日本人であることを辞めるのは大変ですが、JARLはやめるのは簡単です。

退会者がここ数年間で3,000人を超えているのは批判するより辞めた方が簡単だからというのもあると思います。

日本もJARLも今の所「民主主義制」の政治形態です。国民または会員の「批判」する能力がその前提として機能する政治形態です。国民としてあるいは会員として「自分がどうなっても良い」のでなければ批判ができなければならないと思います。批判がメデイアに自由に表明できなければ民主主義組織とはいえないと思います。

「「こうすれば良くなる」が少しでもあるなら、匿名でも耳を傾けると思う」」というのも理解できます。ただこう考えることはできないでしょうか?

もしかしたら「匿名」にしないと「自由に発表しづらい」JARLになっているのかもしれないと。私も匿名の文章を読みまして調査検討しましたがほぼ事実のようです。詳細は私の前のブログを見ていただければと思います。支部メーリングリストから恣意的に平会員を排除したことはよくないことです。理事が相談を会員から受けたのに調停せずに支部長側の弁護をしていることもよくないことです。よくないことを止めるだけでも「少しはよくなる」のではないでしょうか?

JARLは会員の高齢化、入会者の減少、退会者の増加。それに伴う恒常的な財政赤字。コスト削減を理由にしたサービスの低下。これらの問題は社会の時代的推移によるものです。日本国と同じ問題をも共有しています。「こうすればよくなる」方法もそうそうないことは会員の皆さんも薄々わかっていると思います。

「誰かの批判」を見たくない聞きたくないからと言って社員総会で懲罰除名権を理事会に移譲して「JARLの名誉を傷つけるから禁止従わなければ除名」を簡単にできるようにするアイデイアは「こうすればよくなる」ものではないと思います。「そうすると、とっても悪くなる」そのばしのぎのアイディアです。

こういう閉塞感のある問題のある組織では困難な現実的解決でなく簡単な心理的解決に走りがちです。先に述べた簡単に除名できるようにするのと「同質」のものです。現実の問題解決には役立ちません。

それが「魔女狩り」です。

これが戦術だったのかそうでなかったのかは今となってはわかりません。

しかし現状を見る限り会員を巻き込んだ「共同妄想」の構造となっているように思います。

それは「一人の弁護士会員」の「確信」が生み出し続けた「疑い」から。

最初にお断りしておきたいのは私はこの理事をこの文章で個人攻撃したいわけではありません。ただ現在のJARLの状況はこの方を中心にしながら進行していると観察しています。この理事に投票されるのに反対したいわけではありません。「魔女」をここで擁護するつもりもありません。善悪を語るつもりもありません。ですのでY、「魔女」をTとして表してゆきます。

現在起きている「魔女狩りの構造」を記述するつもりです。

まだY氏がJARL社員だった頃、赤字で会員数も思わしくなかったJARLを何とかしたいと思ったようです。T会長に委員会か何かに参加させてほしいと頼んだけど断られた、とどこかで読んだことがあります。

その頃からT会長に対して不信感を持つようになったのだと思います。

2020年を境にY氏は「私的流用」を主張していました。

Y氏が社員として正常化弁護団を結成。「正常化プロジェクト」を立ち上げた時点ですでにT会長に対する「不正支出がある」という「確信」があったようです。

2020年6月 帳簿開示を勝ち取り不正支出を探し出そうと分析しました。

「本来、JARL会員の共有財産であるはずの資産が、T会長と一部関係者のために使われている様子が、白日の下にさらされました。社員総会後も分析を続ければ、さらにいろいろなことが判明するでしょう」とY氏は述べています。

2020年8月 領収書決算資料の開示を請求しました。

2021年6月社員総会で 日野岳氏の退職金ついての疑惑を追求。「疑惑は深まった」と述べました。

2022年6月26日社員総会で日野岳理事否認されました。

2023年3月 2019年に開示された飲食店、T氏の主催するJARL登録クラブへのJARL支出 JARL事務局がT会長の義兄への慶弔費、支部長の妻への慶弔費を私的流用と主張しました。JARLの代理人弁護士がY氏らの「不正な支出が存在しない証明」反論できなかったので「疑惑がさらに深まる」と発言。

2023年3月30日 過去7年分の会計帳簿・領収書の開示させました。

2023年6月25日 T会長をJARL理事会から追放しました。

「さて、JARLは、新しい体制になりました。会員を「味方」と「敵」に分けて分断を引き起こし、JARLを停滞させてきた元会長、T氏は、JARL理事会から去りました。ですが、これで自動的にJARLがよくなるわけではありません。改革の出発点に立ったということでしかないと思います。」とY氏は言いました。

2024年2月  Y氏理事に立候補

2024年3月4日 「前会長・T執行部に関する報告書」を作りました。その過程で、JK1LXU石岡社員も参加し、「疑惑」のある一覧表を作成しました。

その判断基準は『JARLの経費として認められるためには、会食の日時・場所・人数だけでなく、会食の「目的」、「相手の氏名役職」等が明らかとされ、その会食がJARLにとって有益なものであったことの証明が必要である。』Y氏は主張しました。

「法律的な説明をすれば、一般社団法人と理事は委任関係に立ち、理事は法人に対し善管注意義務、忠実義務を負うところ、義務を履行したこと、つまり、善良な管理者として忠実に職務を遂行したこと(私的な飲食ではないこと)は、理事側が主張・立証しなければならない、といえます。」とY氏は主張しました。

以上の流れとY氏の主張の分析

2020年前後からY氏がT氏の「私的流用」を確信していたことがわかります。T氏本人、T氏関係者に対してそれが行われているという確信です。繰り返される「帳簿、領収書類」の開示請求をJARL代理人弁護士が拒否していたことも「隠している」という確信を強めるものだったようです。

日野岳氏の退職金についても説明されても「疑惑は深まった」のですから。

その「確信」とそれによって作り出される疑惑のみによって「同調者」の理事たちによってT氏を追い出すことに成功しました。

Y氏は「前会長・T執行部に関する報告書」を同調者の社員総会で「T氏除名議案」を提出した石岡社員らと共に作りました。

第71回理事会で「この報告書の記載内容が正しいものと判断し、WEBに公開すること」と決議した。これはY氏と支持者の「確信」が生み出す「疑惑」で強まった「確信」がJARL公認の「結論」に飛躍した瞬間でした。

(不正支出かどうかの)「その判断基準は『JARLの経費として認められるためには、会食の日時・場所・人数だけでなく、会食の「目的」、「相手の氏名役職」等が明らかとされ、その会食がJARLにとって有益なものであったことの証明が必要である。』Y氏は主張しました。

上記の中の「JARLにとって有益であったことの証明が必要」ですが法律上必ずしもそこまで要求されていません。Y氏独自の評価基準に近いものです。「判断基準」というゴールポストを動かしてしまっています。「確信」が生み出し続ける「疑惑」がゴールポストを動かしてしまいました。

Y氏は「法律的な説明をすれば、一般社団法人と理事は委任関係に立ち、理事は法人に対し善管注意義務、忠実義務を負うところ、義務を履行したこと、つまり、善良な管理者として忠実に職務を遂行したこと(私的な飲食ではないこと)は、理事側が主張・立証しなければならない、といえます。」と主張しました。

法律の権威である、弁護士のY氏が言うのだから信じたくなります。

理事は法人に対して「善管注意義務」と「忠実義務」を負います。これはその通りです。

「義務を履行したことは理事側が主張・立証せねばならない。ここが論理的に変です。

なぜかというと通常の訴訟では

義務違反を主張する側が立証責任を負うからです。

Y「理事が義務違反をした」→Yが証明する。ものだからです。

Y氏と同調者の「確信」はどのようなものだったのか?

Y氏は弁護士です。

弁護士は結論のために論理を構築をる仕事です。

彼が確信を抱きました。確信を証明する論理を築こうとしたかもしれません。

見てきた通りY氏は「帳簿、領収証類」を集めましたが

T氏の「私的流用」の証明はできなかった。

「善管注意義務」と「忠実義務」違反も証明できなかった。

法的「論理」で見れば法理で見れば確信を捨てるべき状況でした。

ここでY氏ととも「前会長・T執行部に関する報告書」の「疑惑の一覧表」を作った石岡社員の「社員メーリングリスト」での発言に飛びます。

「真実は何も解明されていない」(確信)

「潔白を証明する証言、証拠提示がいまだにありません。」

石岡社員は正しいか間違っているかの「基準」が自身の中にはないのです。

石岡社員のいう「真実」とはY氏らと共有する「T氏が私的流用をしたという物語」を事実として確定したい欲求を表現のように思えます。

「真実は何も解明されていない」(確信)と告発の正当性をT氏の証明に「依存」しようとしています。

「潔白が証明されないから罪がある」

Y弁護士とJARL理事会による権威による「確信」から「結論」へのショートカットが起きているだけではないですか?

権威者の「確信」が「結論」を置き換えてしまっているように見えます。

本来なら、証拠→推論→結論 が 結論→理由探しに。これでは疑惑を作り出しているに等しいです。

Y氏とその同調者の「確信」は確信を投げかける相手が権威によってショートカットされた結論を証明できなければ「潔白ではない」と言えるのです。

告発されるものと告発者の立場が反転し、告発者が証明、説明しなくていいのはこのような理由からです。

これを一般には悪魔の証明と言います。

世界に幽霊がいないことを証明しろ。

ないことの証明は一般的には困難です。

「同調者」の大量発生「確信」が「魔女狩りに」

T会長を追いだした頃のY氏の集団は大きくなっていました。

社会心理でよく知られているのが「集団同調」です。

「アッシュの同調実験」というのがあります。

被験者に

「どの線が同じ長さか」

という非常に簡単な問題を出します。

しかし周りの人(サクラ)が全員

明らかに間違った答え

を言うと

かなりの人が

自分も間違った答えを言う

と言う結果が出ました。

なぜ起きるのかといえば

1)同調圧力

人は「集団から浮きたくない」「対立を避けたい」という心理があるからです。

2)情報依存

もう一つが「自分が間違っているかもしれない」という心理です。

つまり「他人の判断を正しいものとして借りる」という心理です。

この段階で「権威への依存」「確信」と「集団同調」とが存在しています。

この集団が大きくなればなるほど権威者Y氏と「同調者」の確信は強まります。

この関係性から発生したのが「魔女狩り」です。

権威であるY氏は下位ヒエラルキーの石岡社員によって「確信」を「結論」と結びつけてもらえたのです。Y氏の「反証不可能」な確信は下位ヒエラルキーの同調によって論理的整合性を必要とせずに結論に至れます。

Y氏の「確信」の正しさは石岡社員のような同調者に「依存」し石岡社員の正しさは「同調」することによって保証されます。

T元会長がなんと抗弁したところで「命令的ヒエラルキー」の依存的補完関係の正義を論理的に打ち破ることはできないのです。

見てきた通り「魔女狩り」構造は単にY氏と「魔女」との間の関係であるわけではなく、権威者であるY氏とその同調者との関係も規定しているということです。

違うのは「同調者」か「敵対者」であるかの違いでしかありません。

Y氏の同調者が多数になると同調するか敵対するかしかない組織になります。

Y氏がT氏を追い出した時に宣言した「会員を「味方」と「敵」に分けて分断を引き起こし、JARLを停滞させてきた元会長、T氏は、JARL理事会から去りました」

その分断を「命令的ヒエラルキー」の形で作り上げてゆくことでしょう。

「権威者」の「確信」で変質するJARLの未来。

・電話番号をホームページから外す。

・社員理事だけのメーリングリストを作る。

・会員のメール転送サービスに規制をかける。

・@jarl.comの廃止の検討

・会員が開票結果を検証できない電子投票の導入。

・懲戒権を理事会に集中させようとする。

・「組織強靭化」という言葉。

これは「情報と権限の集中」化です。

「代表制」から「統治性」へ

もうすでに始まっている反証不可能な「上位権威者」の「確信」と「同調者」と「魔女狩り」構造から必然的に生み出される敵対者。

「委任的ヒエラルキー」の民主主義から「命令的ヒエラルキー」権威主義への転換です。

これを「組織強靭化」と呼ぶか「魔女狩り構造」「共同妄想」「エコーチェンバー」と呼ぶかは立場によって異なるでしょう。

敵対者に入るような人は退会してしまうでしょうから。会員の減少は止まらないでしょう。

現実の問題を直視せず「魔女狩り」構造を強化しても。

JARL内の個人や集団を「同調者」と共にあげつらうのは「気持ちはいい」でしょうが。

現実の問題は解決しません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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